Category Archives: コラム

歯医者でレントゲン撮影って必要なの? レントゲンの重要性

歯医者に行くと、場合によってはレントゲン撮影をされることがあります。レントゲン撮影は多くの歯科医院でおこなわれている基本的な検査のひとつです。 どうしてわざわざレントゲン写真を撮る必要があるのか疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。 歯は口の中を覗けば状態が分かりそうなものです。     しかし、覗くだけでは分からないことがレントゲン撮影によって分かることがあるなど、レントゲン撮影は歯科検査において欠かすことのできない重要なものです。 ここでは、歯科検査におけるレントゲン撮影についてご紹介します。

レントゲン撮影によっていろいろなことが分かる

歯科医は歯鏡(しきょう:口の中を見るための鏡)などを用いて、さまざまな角度から口の中の歯の状態を確認します。 例えば奥歯に黒い点が付いていたとして、素人ではそれが一体何なのかの判断ができませんが、歯科医であれば、それがただの汚れか虫歯かの判断が可能です。 しかし、視診だけでは、虫歯の箇所(発生源)や、進行度などを詳しく知ることはできません。 歯の根っこは歯茎の中に埋まっているので、口の中を覗くだけでは歯の全体を見ることはできないからです。 そこで用いられるのがレントゲンです。レントゲン撮影をおこなうことで、歯茎の中に埋まっている部分や、歯の内側の状態を確認することができるようになります。 レントゲンを撮ることで虫歯の状態だけではなく、「歯に詰め物や被せ物をしているか」「インプラントを入れているか」「歯周病によって顎の骨が吸収されている様子」、「歯茎の中にある親知らずの存在」、など、多くのことを知ることができます。 このように、見えない歯の状態を知るためには、レントゲン撮影の存在は必要不可欠なのです。

歯のレントゲン写真に写るもの

歯のレントゲン写真に写るもの、そしてそれらがどのように写るかを紹介します。 ・歯 歯は断面的に写ります。歯の神経(歯根の中心に灰色の線が通っているように写ります)や、歯の根の本数などの確認が可能です。 正常な歯は透明感のある白色に写ります。 ・虫歯や歯周病 虫歯はレントゲン上で黒い影となって写ります。 歯周病は歯と歯の隙間が黒くなり、顎の骨が沈んでいるように写ります。 ・顎の骨 顎の骨もレントゲン写真に写ります。 骨の構造や歯を支えている骨の量などを確認できます。 ・銀歯やインプラントなど 銀歯やインプラント、詰め物などは、透明感のない白色に写ります。

歯が染みるのを防ぐ歯磨き粉を選ぼう

レントゲン撮影をすることで、虫歯や歯周病などの有無だけではなく、それら病気の進行度や歯全体の状態を網羅的に知ることができます。 レントゲン撮影をすると言われると緊張するかもしれませんが、歯の健康状態を把握するために必要な検査のひとつです。 また予想外の病気の早期発見につながるかもしれませんので、歯科検診を受ける際にはしっかり撮影してもらうようにしましょう。

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歯にも寿命がある! 歯の寿命を延ばすには?

日々の生活に欠かせない食事を楽しむには、健康な歯を持っている必要があります。 しかし歯には寿命があり、加齢とともに自然と抜け落ちてしまいます。 歯の平均寿命は約60年と言われていますが、日ごろから気を付けて生活を送ることによって、寿命を延ばすことは可能です。 ここでは歯の寿命をできるだけ伸ばすためのポイントをいくつか紹介します。 しっかりポイントを押さえて、年を取っても健康的な歯を維持できるようにしましょう。

歯の寿命は60年

永久歯の寿命は60年ほど。10歳前後で永久歯に生え変わったとしたら、だいたい70歳前後で寿命を迎えることになります。 20代や30代の人は、まだまだ先だ、と思っている方もいると思いますが、油断は禁物です。 早い人では40歳を過ぎたあたりで歯が抜け始めます。45歳から50歳になるまでに、3本の歯を失う人もいると言われているのです。 それ以降は抜ける速度が加速していき、70歳になったころには半分の数しか残っていないことも少なくありません。 若いうちからしっかりデンタルケアをおこなう必要があると言えるでしょう。

寿命を延ばすには

本来は、歯に寿命はありません。 我々が日々の生活の中で歯を使っていくうちに、寿命を生み出す原因を作ってしまっているのです。 寿命を作る主な原因になるのは以下の3つ。 ・虫歯や歯周病 ・歯を噛み合わせる際に生じる衝撃 ・間違った生活習慣やストレス 寿命のない長持ちする歯を維持するには、上記の3つに焦点を絞ったデンタルケアをおこなう必要があります。 【プラークコントロール】 プラークとは歯垢のこと。プラークを歯に付着させたまま放置していると、虫歯や歯周病の原因になり、歯の寿命を縮めてしまいます。 基本的には毎日の歯磨きが重要になりますが、磨きにくい奥歯の外側や前歯の裏側などはプラークがどうしても溜まりやすくなりますので、定期的に歯科検診を受けるなどして、プラークコントロールをするようにしてください。 【噛み合わせを治す】 噛み合わせが悪いと、一部の歯だけに過度な力が加わるなどして歯に強い衝撃を与えることになります。 その結果歯の寿命が縮んでしまうのです。噛み合わせが悪いという方は、歯科医院で歯の高さを調節するなどの噛み合わせ治療を受けるようにしましょう。 噛み合わせの治療は歯の寿命を延ばすだけではなく、顎関節症などの歯が原因で起こる病気の予防にもなります。 【生活習慣を改善する】 偏った食生活を改善することで、歯の寿命を延ばせます。糖分や酸性の強い食べ物ばかり食べていると、歯の表面を守っているエナメル質がとけてしまいます。 甘いものや酸性の強いもの(炭酸水や柑橘類、酢の物など)ばかりを食べるのは極力控え、バランスのとれた食事を心がけるようにしましょう。 また、タバコのヤニは歯周病の原因になるものですので、タバコを吸う方であれば禁煙することで歯の寿命を延ばすことができますよ。

歯が染みるのを防ぐ歯磨き粉を選ぼう

歯の寿命をできるだけ長くするための方法をご紹介しました。 ここで紹介したことを参考にして、健康的な歯をいつまでも維持できるようにしてください。

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冷たいものがしみる!「知覚過敏」になる原因って?

虫歯があるわけものないのに、冷たいものを食べたり飲んだりしたときに歯がしみることはありませんか? もしそうであれば、それは知覚過敏かもしれません。 冷たいものを飲食するとき以外に、風が当たったり歯磨きをしたりするときなどにも、ツンッと小さな痛みが走ることがあります。     その痛みは小さく、その瞬間だけのものですが、日常生活で何度も繰り返し起こると大きなストレスになるものです。 知覚過敏の原因や対処法を知り、知覚過敏を解消しましょう。

知覚過敏が起こる仕組み

知覚過敏は歯の表面のエナメル質が何らかの原因によって削られることで歯の内側の象牙質がむき出しになってしまい、そこにある象牙細管の穴が露出することで発生します。 象牙細管は歯髄(歯の神経)につながっているので、その穴に冷たいものや甘いものといった「刺激を与えるもの」が浸入することで、歯がしみてしまうのです。 このように知覚過敏は「エナメル質が削られること」で発生します。

知覚過敏の原因

知覚過敏はエナメル質が削られてしまうことで発生します。 エナメル質を削ってしまう原因には、主に以下のようなものがあります。 ・歯磨きの力が強すぎる ゴシゴシと力強く歯を磨きすぎると、エナメル質を傷つけやすくなります。 柔らかめの歯ブラシで優しく磨くようにしましょう。 ・酸が含まれる食品をたくさんとっている 酸はエナメル質を溶かしてしまいます。酸が多く含まれている食品(例:炭酸飲料、柑橘系の果物、酢の物など)ばかりとるような食生活になっているなら改善する必要があります。 ・歯ぎしり 歯ぎしりがひどいようでしたら、マウスピースをするなどして対策しましょう。 ・噛み合わせが悪い 噛み合わせが悪いと一部の歯だけに過度な力がかけられてしまうので、エナメル質が削れてしまいます。 噛み合わせについては自分で矯正するのは難しいので、歯科医に診てもらうなどしましょう。 ・ホワイトニング ホワイトニングをおこなうときに使う薬剤が歯の表面にある小さなヒビから象牙質に伝わり、知覚過敏を引き起こすことがあります。 基本的にホワイトニングの期間が終われば症状は改善されていきますが、良くならない場合は歯科医に相談するようにしましょう。 ・歯石除去 歯科クリニックなどで歯石を除去することで知覚過敏が起こることがあります。 歯石が取り除かれることで象牙部分がむき出しになってしまうことがあるからです。 症状がひどいようでしたら、我慢せずすぐに歯科医に相談しましょう。 ・加齢 加齢に伴い歯茎が後退し、知覚過敏を引き起こしやすくなります。

歯が染みるのを防ぐ歯磨き粉を選ぼう

歯が染みるのを防ぐ歯磨き粉を選ぼう

歯磨き粉には、硝酸カリウムという成分の含まれたものがあります。 硝酸カリウムは歯髄の周囲にイオンバリアを作り、歯がしみる症状を防いでくれます。 また虫歯や歯周病など、の予防や、歯を白くさせたり口臭を防いだりする効果もあるのでおすすめです。 また、唾液の分泌量を増やすことで歯の再石灰化を促進し、むき出しになっている象牙質を再びエナメル質でカバーすることができます。 口の中が乾いてしまわないように注意しましょう。 知覚過敏の原因と、対策についてご紹介しました。 日々の生活習慣である程度は知覚過敏を抑えることも可能ですが、いつまで経っても症状が改善されないなどの場合には、我慢せず歯科医に診てもらうようにしましょう。

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歯石はなぜできる? 予防のために知っておくべきこと

歯磨きを毎日きちんとしていても、気づくと歯に歯石がついているという経験がある人も多いと思います。 歯垢(しこう)と同じように考えて、気づいたときに歯ブラシで取ろうと思っても、歯石はなかなか取ることができません。 歯石はどうしてできるでしょうか。また歯石の予防はどのようにすればいいのでしょうか。     ここでは歯石とはどのようなものかを紹介し、歯石ができる原因、そして予防法などをご紹介します。

歯石とは

歯石とは、その名のとおり歯にくっついた石のようなものです。 歯石は溜まった歯垢(プラーク)が変化したもので、歯垢とは別の物資です。 歯に付着したプラークが取り除かれず放置されると、唾液に含まれるカルシウムやリン酸塩を取り込み、だんだんと硬くなってきます(石灰化と言います)。 石灰化したプラークが歯に強く結合することで歯石へと変化していきます。歯石は歯ブラシでこすっても取り除くことはできません。

歯石が引き起こす影響

歯石の表面には軽石のような小さな穴がたくさんあります。歯石が一度できると、その穴に新たなプラークが付着しやすくなり、歯石をさらに大きくしていきます。 歯石表面の穴には無数の細菌が生息しており、それらが毒素を発生させ、虫歯や歯周病、口臭などを引き起こします。 また歯石が引き起こすのは、口の中のトラブルだけにとどまりません。 歯石に含まれる細菌は糖尿病や心臓病、脳梗塞や慢性腎疾患、肺炎や骨粗しょう症、ガンや早産など、体全体に悪影響を及ぼします。 口や全身の健康のためにも歯石ができないように予防し、またできた際には速やかに除去することが必要になります。

歯石の予防法

歯石の予防法

歯石を予防するには、原因となるプラークが口の中に残らないようにする必要があります。 プラークは、歯磨きをして一通り取り除いても、4~12時間以内に再び形成されます。そのため、歯磨きは最低でも1日2回はおこなわなくてはいけません。 特に下の前歯の裏側や、上の奥歯の外側など、歯磨きがしにくい場所はプラークが溜まりやすいので念入りに歯磨きしましょう。歯磨き粉にはプラーク除去に特化したタイプのものがあるので、そのようなものを選ぶのもポイントです。 また、歯ブラシによる歯磨きだけではなく、1日1回のデンタルフロスや歯間ブラシなどを使った口腔ケアをすることもおすすめです。 プラークを取り除きやすくなるので、歯石予防につながります。殺菌効果のあるマウスウォッシュを利用するのもいいでしょう。 歯石は一度できてしまうと、日常的な歯磨きで落とすことはできません。歯石を取り除くため金属製の器具(スケーラーと呼ばれるもの)が市販されていますが、それらを使って自分で歯石を取ろうとすると歯や歯茎を傷つけてしまう危険性があります。 歯石ができてしまったら、自分でなんとかしようとするのではなく、歯科クリニックで専門の処置を受けることをおすすめします。

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インプラント矯正で矯正治療を効果的にしよう!

インプラント矯正と聞くと「埋め込んだインプラントを矯正すること」と考える人も多いと思います。 インプラント矯正は「インプラントの矯正」ではなく「インプラントを使った矯正」です。 インプラントを使って矯正することで、従来の矯正では抜歯が必要だった場合にも抜歯をせずに矯正治療がおこなえるようになります。 また治療期間も大幅に短くなるなど、メリットの多い治療法です。 ここでは最近注目されているインプラント矯正の概要と、メリットについてご紹介します。

インプラント矯正とは

インプラントとは、矯正用に作られたインプラントを用いて歯並びを治す方法です。 インプラントは人工の歯根をあごの骨に埋め込むことで、失った歯の代わりにする治療法。 その「骨に人工のものを埋め込み固定する」というインプラントの技術を応用しています。 矯正用のインプラントは長さが10mm、太さが1.5~3mm程度と比較的小さくできており、それを矯正したい場所に埋め込むことで歯の矯正をします。 施術は局所麻酔をしてからおこなうためほとんど痛みもありませんし、時間も15分ほどで済むなど、負担も大きくありません。 一般的な矯正治療では抜歯が必要だった場合でも抜歯をすることなくおこなえる、矯正期間が大幅に短くなるなどたくさんのメリットがあります。

インプラント矯正のメリット

インプラント矯正のメリットを詳しく紹介します。 ・ 矯正期間を短くできる インプラント矯正の大きなメリットのひとつは、その矯正装置を装着しなければならない期間が短い点です。 インプラント矯正は矯正が必要な歯を効率よく引っ張ることが可能なので、従来の矯正器具を使った治療では2年以上かかっていたものが、半年ほどで矯正することができます。 ・ 抜歯をせずに治療できる場合がある インプラント矯正では歯に強い力をかけることができます。 そのため歯の移動距離を大きくでき、従来の矯正では抜歯が必要だったケースでも抜歯をせずに矯正することが可能になります。 ただし場合(親知らずがあるなどの場合)によっては抜歯が必要になることもあるので事前に歯科医に相談しましょう。 ・ ガミースマイルの矯正もできる 笑ったときに歯茎が必要以上に出てしまう「ガミースマイル」。 これまでは、ガミースマイルは外科手術でしか治せませんでしたが、インプラント治療では歯列全体を引き上げることができるため、ガミースマイルを治すこともできます。 ・ 特定の歯だけを動かすことができる 従来の矯正では、一本の歯を矯正したい場合にも多くの歯に矯正器具をつける必要がありました。 しかしインプラント矯正では動かしたい歯だけに矯正器具を取り付けることが可能です。矯正治療特有の、口全体の違和感を軽減させることができます。 またインプラント矯正は形状がシンプルなので、矯正器具を装着することで歯磨きがしづらくなって虫歯になる、というリスクを軽減させることができます。

インプラント矯正のメリット

インプラント矯正は治療の途中で抜け落ちてしまう、または折れてしまうということがあり、必要であれば再度インプラント矯正を入れなおさなければならない可能性があるなどのデメリットもあります(埋め直しの際には基本的に費用は発生しません)。とはいえ一般的な矯正器具と比べればメリットのほうが多い矯正法です。 矯正治療をおこないたいとお考えの方は、インプラント矯正について矯正歯科医に相談されてはいかがでしょうか。

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子どもの「歯医者嫌い」どうすればいい?

小さなお子様をお持ちの方の中には、「子どもが歯医者嫌いで困っている」という方もいらっしゃると思います。治療に行くたびに大騒ぎしていては大変ですよね。 大人でも歯医者は嫌だと言う人がいるくらいですから、子どもが歯医者を嫌がっても仕方がないことではあるのですが、虫歯になった場合などは子どもが嫌がるからといって歯医者に連れて行かないわけにもいきません。     ここでは歯医者嫌いのお子様をお持ちの方のために、子どもの歯医者嫌いを軽減させるためのポイントをご紹介します。

歯医者が怖いものだという認識を解消する

歯医者を嫌いになってしまう原因には「歯を削る治療をした」「歯を抜くときに痛かった」などというトラウマ的な恐怖の記憶があります。 小さな子どもは自分の歯の症状をきちんと理解していることがあまりないので、「連れていかれて痛い目にあわされた」という風にしか感じていないかもしれません。 まずはその恐怖を取り除いてあげましょう。 歯医者がどのような場所で、こうすることでどのような結果が得られるのか、子どもでも理解できるよう嚙み砕いて説明してあげてください。 例えば「歯医者さんは○○くんの歯をキレイにしてくれている」「歯医者さんに診てもらわないと、もっと痛くなっちゃうよ」というような感じです。 「痛くないよ」と言うのは逆効果になる可能性があるので言わないほうがいいです。 歯医者の治療はどうしたって痛いときは痛いものですので、「痛くない」と言われたのに痛かった場合、子どもが親を信頼しなくなってしまいます。 「痛いけど、自分のためにやってくれているんだ」という風に思わせてあげることで、歯医者に対する恐怖は軽減するでしょう。

子どもと歯医者が信頼関係を築けるようにする

歯医者が嫌いで治療中に暴れたりする場合、歯医者によっては子どもを無理やり押さえつけて、身動きできないようにして治療をおこなう場合があります。 歯の治療をするためには仕方がないことではありますが、無理やりに治療することで子どもの中にある歯医者に対する恐怖を増幅させてしまうかもしれません、 親自身が通っている歯医者だからと言って、子どもも同じ歯医者に行く必要はありません。 小児科があるように、大人と子どもでは治療法が違うものです。 子どもの治療を得意としている歯医者を探すなどして、子どもの中にある恐怖心が大きくならないようにしてあげましょう。 そういった歯医者である場合、いきなり施術しようとせず、まずハブラシを入れて歯を磨くなどして、子どもとの信頼関係を築こうとしてくれます。 信頼関係ができればその後多少痛い思いをしても、子どもが極端に歯医者嫌いになってしまうことは少なくなるでしょう。

子どもと歯医者が信頼関係を築けるようにする

治療が終わった後に親が子どもに「怖かったね」「痛かったね」と言うと、恐怖や痛みの印象だけが強くなり、歯医者への恐怖はなくなりません。 「歯をキレイにしてもらってよかったね」「歯を治してもらってよかったね」というように、「歯医者さんに治療をしてもらった」という印象になる言葉がけをしてあげるようにしてください。 治療後に歯医者に対して、一緒にお礼を言うなどすれば、親が歯医者を信頼しているということが子どもにも伝わり、子どもも歯医者を信頼するようになるでしょう。 歯医者嫌いのお子様をお持ちの方は、ここで紹介したことを実践してみてください。

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子どもの歯を守る「シーラント」ってどんなもの?

  子どもの歯を虫歯から守るための虫歯予防法には、毎日きちんと歯を磨く、キシリトールガムを噛む、歯石を取る、フッ素コーティングをするなどいろいろな方法があります。しかしこれらの方法だけでは決して完璧な虫歯予防とは言い切れません。 最近では、子どもの虫歯予防の効果を高める方法として「シーラント」という予防法が注目されています。 ここでは子どもの虫歯予防の効果を高める「シーラント」の概要やメリットなどご紹介します。

シーラントとは

シーラントとは、小窩裂溝填足(しょうかれっこうてんそく)と呼ばれることもある、虫歯の予防方法のことです。生え始めの乳歯や、生えたばかりの永久歯の嚙み合わせにある溝を、フッ素が配合された歯科用樹脂素材(レジン)でコーティングすることで歯を虫歯から守るというもの。 乳歯や生えたばかりの永久歯は、エナメル質が若いため表面の気孔が多く開いています。また石灰化が不完全です。特に6歳臼歯と呼ばれる奥歯は噛み合わせの力が強く働くので、しっかり虫歯予防をしなければ永久歯が生えそろう前に虫歯になってしまう可能性があります。 しかし前述の6歳臼歯をはじめとした臼歯は咬合面(こうごうめん:歯がかみ合わさる面)に溝が多く形状が複雑なため、普段の歯磨きだけでは磨ききれません。 シーラントによる虫歯予防では、この溝をすべて埋めてしまうため、溝に食べカスやプラーク入り込んでしまうことがなく、また歯磨きもしやすくなるため、効果的に虫歯予防ができるようになるのです。 (臼歯だけに限らず、ほかにも子どもにとって磨きにくい位置にある永久歯〈上の歯など〉にシーラントをおこなうケースもあります)

シーラントのメリット

シーラントをおこなうことにはどのようなメリットがあるでしょうか。 ・虫歯を高い確率で予防できる 適切なタイミング(6歳臼歯が生えてくる、12歳臼歯が生えてくる頃)におこなうことで、高い虫歯予防効果を得ることができます。乳歯や永久歯が生えた段階で歯の表面の溝を埋めることで、虫歯の原因になる食べカスやプラークの付着を防ぐことができるからです。 ・歯質を強化できる シーラントのレジンにはフッ素が含まれているものがあり、歯に塗布されたレジンからフッ素が出てきて、歯の再活性化を促進させます。そうすることで子どもの歯の歯質を強化してくれます。 ・歯を削らなくていい シーラントでは歯の溝を削る必要がないため、子どもが歯医者嫌いになる原因である「歯を削る恐怖」を味わわなくて済みます。(歯面の清掃はします) ・保険適用である シーラントは保険適用の範囲内です。歯1本につきだいたい400~600円で受けることができます。 ・短時間で処置が終わる 歯の形状にもよりますが、基本的にシーラント処置はそんなにかかりません。短時間で複数歯の処置が可能。そのため、小さなお子様であっても負担なく処置を受けることができます。

子どもの歯を守る「シーラント」ってどんなもの?

子どもの歯を虫歯から守るシーラントにはたくさんのメリットがあります。 お子様の歯を虫歯から守りたいとお考えであれば、シーラント処置をしてもらいましょう。その際はかかりつけの歯科医師にしっかり相談するようにしてくださいね。

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歯科のセカンドオピニオンは重要! 求めるためのポイント

歯科医によって考え方や治療の方法は違うものです。そのため仮に同じ症状だとしても診てくれる歯科医によってその症状に対する処置のやり方が異なることがあります。場合によってはある歯科では「抜歯しなくてはいけない」と言われても、別の歯科では「抜かなくても治せる」という診断を受けることもあるでしょう。受診する側としては、やはり複数の歯科医に診てもらったうえで治療を受けたいものです。 複数の医師に意見を求めることを「セカンドオピニオン」を求めると言います。今回は歯科治療における「セカンドオピニオン」を求める際のポイントをご紹介します。

セカンドオピニオンを求める際に必要なもの

セカンドオピニオンを求める際は、まず現在治療を受けている歯科医師にその旨を報告してください。最低限の礼儀ですし、別の歯科医に意見を聞きに行く際には「紹介状」「レントゲン写真」「検査内容」など、現在治療してくれている医師にしか出せないものを持っていく必要があるからです。 上記の「紹介状」「レントゲン写真」「検査内容」などは絶対に必要というわけではありません。しかしこれらは「受診者の歯のデータ」です。あればそれを別の医師に見せるだけで歯の状況がわかります。逆に、なければ別の歯科医院で1から検査を受けなおさなくてはいけません。これではセカンドオピニオンではなく、「ただ複数の歯科医院に通っているだけ」です。 「ほかの歯科医の意見も聞きたい」というのは言いづらいことだとは思いますが、余計な時間や費用を抑えて最良の治療を受けるためには、ためらうことなくセカンドオピニオンを受けたい旨を歯科医に伝えましょう。 また、セカンドオピニオンを受けたらその内容を最初に診てもらった歯科医に報告することを忘れないでください。

セカンドオピニオンをしてくれる歯科医院を探す

セカンドオピニオンはどんな歯科医院でもおこなっているわけではありません。そのため予約も何もせずに目についた歯科医院に行っても断られる可能性があります。セカンドオピニオンを求める際は、事前にセカンドオピニオンをおこなっている歯科医院を探しておいてください。 セカンドオピニオンをしてくれる歯科医院を見つけたら、予約の際に「セカンドオピニオンを求めたい」旨を伝えるようにしましょう。セカンドオピニオンにかかる費用は歯科医院によって差があります。中には無料でおこなってくれる歯科医もあり、自分がセカンドオピニオンを求めている患者であることを知れたほうが、歯科医院側としても準備がしやすいのです。

歯科のセカンドオピニオンは重要! 求めるためのポイント

適切な治療を受けるためにはセカンドピニオンを求めることはとても重要です。ほかの医師と同じで歯科医師にもそれぞれで得意な分野があり、また異なる考え方があります。歯が抜けた場合一つをとっても「ブリッジ」「インプラント」「入れ歯」など、歯科医師によって対処法はそれぞれでしょう。 セカンドオピニオンとして複数の医師の意見を聞いて、自分が一番納得できる治療法を探すようにしてください。

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インプラント治療後はどのようなメンテナンスをすればいい?

  インプラント治療を検討している、またはもうインプラント治療を受けたという方々に知っておいてもらいたいのが、インプラント治療後のメンテナンスの重要性です。 インプラントは治療が済めば終わり、というものではありません。長く快適にインプラントを使い続けるためには、治療後のメンテナンスが重要になってくるのです。 ここではインプラント治療を受けた後のメンテナンスの重要性や、方法についてご紹介します。

   

インプラントのメンテナンスの重要性

インプラントはチタン製のボルトを使っているため、虫歯になるということはありません。しかし人工物であるためインプラントの周りは、プラーク(歯垢)が溜まりやすく、歯周病菌の影響を受けやすいという側面を持っています。細菌に感染することで歯茎の腫れや出血、口臭などの症状が出てきます。感染が進むと、最悪の場合インプラントを取り除かなくてはいけなくなることもありますので注意してください。 自然に生えていた歯(天然歯)の手入れを怠ることで歯周病を発生させてしまうのと同じです。インプラントでも日々のメンテナンスが重要になります。 もしもインプラント周辺の歯肉が腫れていたり、血がにじんだりということがあれば、すぐに歯科医院で診てもらうようにしてください。

メンテナンスの方法

インプラント治療を受けた後のメンテナンスの方法を紹介します。 ・毎日の歯磨き 歯周病などの口腔内の病気を防ぐために、絶対に必要なのが日々の歯磨きです。 インプラント治療を受けた後は、特にインプラントと歯茎の境目や、隣の歯との隙間、噛み合わせの凹凸の部分に特に気を付けて磨くようにしてください。その際、強く磨きすぎるとインプラントが傷ついてしまうので、力を入れすぎないように注意しましょう。 ・歯間ブラシやデンタルフロスを使う 歯ブラシによる歯磨きだけでは、インプラントと隣の歯の部分の汚れは落としきれません。歯間ブラシやデンタルフロス(糸ようじ)を使うことで歯ブラシでは届かなかった狭い隙間の手入れが可能になります。 歯間ブラシやデンタルフロスも力を入れすぎると歯茎やインプラントに傷をつけてしまう危険性があるので、使い方のコツなどを歯科医師に相談するなどしましょう。 ・マウスウォッシュを使う 歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスにあわせてマウスウォッシュ(洗口剤)を使い口腔内を洗浄することで、より歯周病などの予防になります。 ただし、インプラント治療の直後から一定期間は歯科医師の指示がない限り使えないため、マウスウォッシュを始めるタイミングについては歯科医師の指示に従うようにしましょう。

歯磨き粉の選び方

歯磨きをする際に歯磨き粉を使うという方は、研磨剤が入っていないものを選ぶようにしましょう。研磨剤が入ったものであると、歯磨きの際にインプラントを傷つける恐れがあります。 研磨剤が入っているかどうかは歯磨き粉のパッケージに表記されている成分表を見ることで確認できます。以下に研磨剤に使用される成分の一覧を記載しておきますので、歯磨き粉を選ぶ際の参考にしてみてください。 ・リン酸水素カルシウム ・リン酸水素ナトリウム ・炭酸カルシウム ・炭酸ナトリウム ・水酸化アルミニウム ・ケイ素 以上の成分が含まれているものは選ばないようにしてください。

インプラント治療後はどのようなメンテナンスをすればいい?

インプラントの治療を受けた後は日々のメンテナンスや、歯科医師による定期的な検診が重要になります。 ここで紹介したメンテナンス法を日ごろからおこない、長く快適にインプラントを使い続けることができるようにしてください。

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骨が少なくてもインプラント治療が受けられる! GBR法とは

  インプラント治療を受けようとしたところ、「骨が薄くてインプラント治療はできない」と言われたことがあるという方も多いのではないでしょうか。 しかしそれだけで「自分にインプラント治療は無理なんだ」と完全に諦めてしまう必要はありません。骨が薄かったり痩せてしまっていても、インプラント治療をおこなうことはできます。 ここではそういった方のための治療法である「GBR法」の概要と治療の流れについてご紹介します。

GBR法とは

GBR法(Guided Bone Regeneration:骨誘導再生法)とは、歯槽骨(しそうこつ)を再生促進する治療法のことです。 歯槽骨はあごの骨の中にある、歯を支える骨。「骨が薄い」というのはこの歯槽骨の不足を言います。歯槽骨の不足は先天性であることもありますが、主に歯周病や歯の喪失、また自分に合っていない入れ歯の使用によって起こり、歯槽骨が吸収されると、骨幅や高さの不足によりインプラントが完全に骨の中におさまってくれず、インプラントの一部が骨の外側に露出するなどの問題が発生します。 それらの要因によって失われた歯槽骨の再生をするのがGBR法です。露出が予想される箇所にメンブレンと呼ばれる人工膜を覆いかぶせることで骨の再生を促します。

GBR法治療の流れ

GBR法による治療がどのようにしておこなわれるのか、その流れをご紹介します。 ①骨量測定 歯槽骨の不足によりインプラントが骨の外に露出してしまうと、汚れがたまりやすくなり感染症の原因になります。そのため骨量がどの程度不足しているのかどうか、GBR治療をおこなう前に骨量測定が必要です。骨量が不足し、インプラントの露出が予想される部分にGBR治療を施していきます。 (GBR法によって骨量が回復してからインプラントを埋入する方法と、インプラント埋入とGBR法を同時進行する方法がありますが) ②メンブレン(人工膜)で露出箇所を覆う インプラントが露出すると予想される箇所(同時進行の場合は実際にインプラント埋入後実際に露出している箇所)をメンブレンで覆います。メンブレンで覆われることで歯肉などの柔らかい組織の混入が防がれるため、骨の再生が促されるのです。 また、自家骨あるいは骨補てん材(人工骨)を移植するなどして骨の再生を促します(この「骨の再生を促すための施術をする」ことがGBR治療法です)。 ③骨が再生するのを待つ 人によって個人差がありますが、だいたい4~6か月ほど、骨が再生するのを待ちます。その間は可能な限り患部に刺激を与えないようにする必要があります。 ④人工歯を装着する 骨が再生しインプラントがしっかり固定されたら、上部構造と呼ばれる人工歯を装着し、治療は完了です。

骨が少なくてもインプラント治療が受けられる! GBR法とは

歯槽骨不足でインプラント治療を諦めていた方にとって有効なGBR法は、歯科医師の高度な技術が必要になる手法です。GBR法による膜の露出が原因で細菌に感染し、骨を失うという合併症のリスクもあるので、治療は慎重におこなわれる必要があります。 GBR法によるインプラント治療を受けたいと考えるのであれば、GBR法をおこなうことができる歯科医院を選ばなければいけません。 事前に歯科医に相談して、GBR法をおこなうことができるかどうか相談するようにし、また治療中はしっかり歯科医の指示に従うようにしてください。

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