ここが違う! 入れ歯とインプラントの違い7つ

ここが違う! 入れ歯とインプラントの違い7つ

  昨今かなり普及してきたインプラント。 しかし、入れ歯と何が違うのかあまり分からないという方もまだまだ多いかと思います。 そこで入れ歯とインプラントの具体的な違いをご紹介していきます。 どちらを選ぶべきなのか迷っているという方は、ぜひ参考になさってください。

       

(1)入れ歯とインプラント、そもそもの違い

まずは入れ歯とインプラントとはそれぞれどういうものなのかをご説明します。 「入れ歯」とは、歯茎の上に装着する取り外し可能な人工歯のことを言います。 1本のみの入れ歯もあれば、数本まとめて取り替えられる入れ歯もあります。 一方、「インプラント」とは、歯茎に埋め込むタイプの人工歯のことを言います。 手術によってネジのように人工歯を歯茎に埋め込んでいきます。 入れ歯と異なり、一度装着すると基本的には取り外しできません。

(2)噛みごたえの違い

噛みごたえについては、インプラントの方が優れています。 入れ歯の場合、どうしても特有の違和感があり、特に固いものを食べた際などの噛みごたえに不満を感じたり、歯に負担がかかってしまったりすることがあります。 また、噛む際に必要以上の力が必要になったり、発音などに障害が出たりする場合もあります。 入れ歯は自分の歯の30%しか噛む力がないともいわれます。 一方インプラントの場合は、ほぼ自分の歯と変わらないレベルの噛みごたえが味わえます。

(3)見た目の違い

見た目についてもインプラントの方が優れています。 入れ歯の場合どうしても人工歯特有の見た目の違和感と入れ歯を維持するための金具(クラスプ)が目立ってしまいますが、インプラントは見た目にも自分の歯とほぼ変わりません。 近くでマジマジと見てもなかなか見分けることは難しいでしょう。 このため、接客業など見た目が重要な仕事をしている方にはインプラントがおすすめです。 (前歯の場合は、ブリッジ治療のほうが見た目的には優れている場合もあります)

(4)かかる費用の違い

費用については入れ歯の方が低く抑えられます。 入れ歯は保険が適用されるので、基本的には数千円~数万円の費用で入れ歯が作れます(タイプによっては保険適応外の場合もあります)。 インプラントの場合は保険が適用されず、1本あたりの治療に30万~40万円ほどの費用が発生します。 費用的にはかなりの差になるため、これが壁となりインプラント治療を断念する方もいらっしゃいます。

(5)治療期間の違い

治療期間については、入れ歯の方が短くなります。 入れ歯の場合、治療完了するまで(通院が不要になるまで)の期間は、長くて2か月程度です。 簡単な入れ歯であれば1か月もかからないこともあります。 一方インプラントの場合、治療完了まで長い場合で1年近くかかる場合があります。

(6)治療方法の違い

ここが違う! 入れ歯とインプラントの違い7つ

治療方法にも違いが生じます。 入れ歯の場合は、レントゲンを撮影や形取りをして、患者の要望も取り入れながら入れ歯を作っていきます。入れ歯ができあがったら装着するだけです。 インプラントの場合は外科治療を伴います。 抜歯(もともと歯がない場合は不要です)しインプラントを埋める手術が発生します。 その後もインプラントを固定する期間を要します。

(7)ほかの歯への影響の違い

ほかの歯への影響は、インプラントの方が少ないと言えます。 入れ歯の場合、一生ものではありません。周囲の歯に負担をかけるため、歯並びに悪影響が生じたり、周囲で歯周病などが発生したりといった影響が起こりやすいです。 また、お口の中の環境が変わるたびに、幾度か作り直さなければならない場合が多いです。 インプラントの場合もまったく影響がないというわけではないものの、入れ歯と比べるとはるかに他の歯への影響はほとんどなく、しっかりケアすることで永年使用し続けることができます。 以上、入れ歯とインプラントの違いについてご紹介しました。 それぞれにメリット、デメリットがあるので、理解したうえでご自身に合うのはどちらの治療法なのかを検討してみてください。