これって親知らず? 親知らずで起こりうる症状とは

これって親知らず? 親知らずで起こりうる症状とは

    奥歯のあたりになんとなく痛みを感じて、「もしかして虫歯かな?」と歯科医を受診してみたら親知らずが生えてきていたというケースは少なくありません。 虫歯じゃなくて一安心かと思いきや、抜歯が必要になることも……。 親知らずで起こりうる症状や、親知らずの治療法などについてお伝えします。

       

そもそも「親知らず」って?

一般的に私たちの永久歯は6歳頃に前歯から生え始め、前歯から数えて7本目までの奥歯が12~13歳頃に生えそろいます。このさらに奥、8番目の奥歯は18~25歳頃に生えてくることが多く、親の手を離れる時期に生えてくることから「親知らず」と呼ばれています。 基本的に上下左右に4本生えてくることが多いのですが、すべての人が4本とも生えてくるわけではなく、もともと2~3本しか存在しない場合やまったく存在しない場合、存在していても生えてこない場合など人によってさまざまです。

親知らずで起こりうる症状

これって親知らず? 親知らずで起こりうる症状とは

親知らずが4本ともまっすぐ上向きに生えてくる場合、生えるときに多少の痛みや違和感があるぐらいでそれほど大きな問題が起こらない人もいます。 しかし、現代人は食生活の影響などによってあごが小さい人が多く、親知らずが生えるための十分なスペースがとれず、斜めや横向きに生えるケースが多く見られます。この場合、親知らず周辺に炎症が起こりやすく、腫れや痛みなどの問題が起こりやすくなります。 親知らずが原因となって起こりうる症状には、以下のようなものが挙げられます。 ・口を開けるときの痛み ・食べ物を噛むときや飲み込むときの痛み ・歯やあご周辺の腫れ、痛み ・頭痛、肩頃 こうした症状は親知らず以外が原因となって起こる場合もあり、自分ではなかなか判断が難しいものです。気になる症状があるときは、歯科医の診察を受けることをおすすめします。

親知らずの治療法は?

親知らずが生えていたとしても、まっすぐに生えて痛みなどの問題も起こらない場合には抜歯を必要としないケースもあります。 しかし、親知らずによって問題が起きている場合には、治療のために抜歯を行うのが一般的です。また痛みなどが起きていなくても、横向きに生えていて歯みがきしづらい状態の場合、虫歯や歯周病予防のために抜歯した方が良いと考えられます。また、隣の歯や歯並びにも影響を及ぼしかねないことも抜歯を勧める理由です。 親知らずが歯ぐきの中に埋まっている場合は、麻酔後、歯ぐきを切り開いて抜歯、縫合を行います。一般的には下顎には神経があるため、上の親知らずより下の親知らずのほうが抜歯を行うことが難しく、時間がかかるとともに、抜歯後に腫れや痛みが起こりやすい傾向があるため、歯科医院によっては設備が整っている大学病院や総合病院に紹介するケースもあります。 以上、親知らずで起こりうる症状や、親知らずの治療法などについてお伝えしました。痛みなどが起きている場合はもちろん、大きな問題を感じていない場合でも、親知らずが生えてきたときには、一度歯科医を受診して対処についてご相談なさることをおすすめします。