歯がない状態を放置すると悪影響があるって本当?

歯がない状態を放置すると悪影響があるって本当?

    歯が抜ける理由はさまざまありますが、歯がない状態をそのままにしていると、身体にも影響が出てくることがあります。 「1本ぐらい歯がなくても大丈夫」などと考えるのは危険です。 ここでは、歯がない状態が続いたとき、身体に生じる影響についてご紹介します。

       

歯がない状態が身体に及ぼす影響

・発音への影響 歯がない状態は、口の中の空気が抜けてしまうため発音にも影響してきます。特に上あごの前歯がない場合、サ行・タ行・ハ行・マ行の発音がしにくくなります。 ・噛み合わせが悪くなる 噛み合わせが悪い状態は、顎関節症や頭痛になりやすいと言われています。 歯が抜けると、食事などで歯を噛み合わせた際に、歯の一本一本にかかる力のバランスが崩れます。そして、抜けた歯の隣の歯がスペースを埋めるように傾いてしまう恐れがあります。この状態が続けば、噛み合わせも歯並びも悪くなるため、注意が必要です。 うまく咀嚼ができなくなってしまうだけでなく、先に述べた顎関節症や頭痛など、身体的な影響が生じると考えられます。 ・歯が伸びてくる 上下の歯を合わせたとき、歯が抜けた部分は空間ができます。しかし、その空間を補うように、抜けた歯の反対側にある歯が伸びてきます。これを挺出(ていしゅつ)といいます。 これは、歯の長さが伸びているというわけではなく、歯根が歯肉から出てきてしまっている状態です。放置していると、抜けた歯だけでなく、その反対側の歯まで抜け落ちてしまいます。 ・口呼吸になる 歯が抜けて放置し続けると歯並びが悪くなります。歯並びが悪くなると、口を閉じにくくなることも珍しくありません。 口が無意識に開いてしまうため、自然と口呼吸になってしまいます。 口呼吸は口内を乾燥させ口臭・虫歯・歯周病の原因になるので注意が必要です。 ・顔のバランスが歪む 歯が抜けた状態が続くと、片側の歯で噛むことが多くなります。顔まわりの筋肉にも影響することで、バランスも悪くなり、顔が歪んでしまうのです。 ・口腔がんを発症するリスクが高くなる 口腔がんは口の中や周辺にできるがんのことです。口腔がんには舌がん・歯肉がん・口底がんなどがあります。 歯並びが悪くなることで、舌や頬の粘膜は必要以上にこすれてしまいます。刺激を慢性的に受けてしまうと口腔がんの原因になることがあるので注意が必要です。

歯がない状態を放置すると悪影響があるって本当?

歯の無い状態を放置していると、以上のような悪影響を受ける恐れがあります。 インプラントをしたりブリッジをはめたりするなど、適切な対処が必要です。 歯が抜けた場合はもちろん、歯がグラグラしている場合は、できるだけはやく歯科医に診断してもらいましょう。