院長インタビュー

総合的な歯科クリニックとして専門的な治療を提供し、患者さんのあらゆる悩みを解決する

専門的な治療で東雲の患者さんのお口の中の健康を守る

専門的な治療で東雲の患者さんのお口の中の健康を守る

山田院長と歯科衛生士の佐々木と藤崎

山田院長と歯科衛生士の佐々木と藤崎

~東雲で開業した動機を教えてください。

元々、23区内のショッピングセンターの中の物件を探していました。そして何もない埋立地だった東雲が再開発されることを知り、この地で評判の良い歯科医院を立ち上げ、患者さんのお口の中の健康を守っていきたいと考えたからです。

~患者さんの年齢層について教えてください。

東雲は一軒家がなく、全てマンションが建っている特殊な地域なんです。近くの会社にお勤めのサラリーマンの方も来院されていますが、基本的には近隣にお住まいの方々が多いですね。小さなお子さんがいる若いファミリーの方々や定年退職された年配のご夫婦に来院していただいています。

~では、まさにこのキャナルコート内にお住まいの方々が通われているんですね。

そうですね。歯科医院が開業して年数が経てば、おのずと患者さんの年齢層が上がっていくのが普通ですが、当院を開業して12年が経っている現在でも患者さんの年齢層はほぼ変わりません。その中でも一番多いのは30~40代で、男女比はほぼ同じ。この地域は人口増加に伴ってお子さんの数がかなり増えています。幼稚園や小学校の数も足りないようで、少子化という言葉はこの地域では似合いません。私もこの近くで園医をやっていますが、かなり大きな規模です。そのため、当院は小児歯科の専門医が2人いまして、イオンとキャナルコートの中で一人ずつ働いています。

少しでも患者さんの満足度の高い治療を目指す

少しでも患者さんの満足度の高い治療を目指す

~なかなか1つの医院で小児の専門医がいる医院自体が少ないですよね。

そうでしょうね。ただ、当院には専門医1人では対応出来ないほどのお子さんが通院されているので、2人いてもらわないと困りますね。
当院はあらゆる悩みをお持ちの患者さんに対応出来る総合的なクリニックを目指しており、歯ならびを改善する矯正、歯の根の神経を取り除いたり根の中にたまった膿を治療したりする根管治療の専門の先生が在籍しています。ですから、1つの選択肢として特殊な顕微鏡を使った高度な治療を患者さんに提供することも可能です。私自身はインプラントの治療をメインでやっています。当院には3Dで見られる歯科用のCTがあり、これは口腔内の状態をより正確に撮ることが出来ます。ですから、インプラントだけでなく難しいケースの抜歯も通常の医院さんより対応出来ると思います。

~基礎疾患(高血圧症・高脂血症・糖尿病等)を抱えている患者さんの治療において、どのような点に注意していますか。

重度の方は、設備が充実している豊洲にある昭和大学の病院に紹介させていただいています。また、かかりつけの医科の先生に対診をさせていただき、対応する場合もあります。イオンの中の歯科はクリニックモールになっていまして、別の科に通われている患者さんが来院された時に連携を取れるのは1つの強みになっていると思います。

~貴院はイオンショッピングセンターとキャナルコートの中にありますが、それぞれの住み分けはされていますか。

それぞれの医院に専門に特化した先生がいます。
イオンのクリニックには矯正治療で使うセファロという特殊なレントゲンを撮る機器や歯の根の治療で使う実体顕微鏡が導入されており、それらの治療を行う先生もそちらにいます。一方、キャナルコートのクリニックには歯科用のCT写真が導入されているので、インプラントの治療もそちらで行われています。治療する際にはそれぞれのクリニックで紹介し合っています。
目と鼻の先ですし、情報交換も充分に出来ています。
患者さんの症状によって、その治療が必要な場合にご提案してご希望があれば、こちらから専門の先生にお願いをします。

イオンショッピングセンター内

イオンショッピングセンター内

東雲キャナルコート内

東雲キャナルコート内

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~キャナルコートには医院だけでなくお子さん向けの教室などもあるので、たくさんのファミリーがキャナルコートを利用されるのではないでしょうか?

はい。ですから、お父さんやお母さんが診療の時にお子さんをお連れになっても問題がないよう、当院には子どもが遊べるキッズルームがあり、スタッフがお子さんへの対応をしています。
イオンのクリニックはバリアフリーなので、ベビーカーでいらっしゃる方々もいらっしゃいます。

患者さんにとって理想的な形を提供出来るインプラント治療

患者さんにとって理想的な形を提供出来るインプラント治療

インプラント治療する山田院長

インプラント治療する山田院長

~インプラントを専門とされていると聞いておりますが、興味を持たれたきっかけを教えて下さい。

歯がなくなってしまった時にインプラント以外の選択肢が入れ歯しかない場合が多いんですね。ですが、お口の中というのは徐々に変化していきますから、せっかく作った入れ歯も作り直さなければならない時が来ます。また、入れ歯(ブリッジ)は残っている歯に対して負担を強いる治療なので、今度はその歯がダメになってしまうこともあるので、理想的な治療からはかなりかけ離れた治療です。インプラントは天然歯に勝ることはないですが、限りなくそれに近い治療です。治療後の患者さんの満足度は入れ歯が比較的低いのに対し、インプラントは高いです。ですから、一度インプラント治療をして、次に入れ歯をされる方はほとんどいらっしゃいません。確かに安い治療ではないですが、何とかしてインプラントを受けようとされる方はかなりいらっしゃいます。当院はリピーターやご紹介でインプラントを受けられる方が非常に多いです。

インプラント義歯

インプラント義歯

~元々入れ歯の患者さんが先生の所に来てインプラントにされる場合もございますか?

はい。入れ歯で苦労して来られる方もいますね。
理想的な治療を患者さんに提供出来るというのもインプラントを専門に選んだ理由の1つですね。
治療するからには患者さんが満足いく形で終えたいですから。入れ歯とインプラントを複数やらなければいけないけどそれは予算的に厳しい方に対しては、インプラントを利用することで入れ歯を快適にする方法を提案しています。少数のインプラントを入れて入れ歯を安定させるのです。ですから、インプラントの進歩とともに治療の幅も広がっています。

インプラントについてわかりやすく丁寧に説明します。

インプラントについてわかりやすく丁寧に説明します。

~インプラントと入れ歯の患者さんへの提案の基準を教えて下さい。

長い間入れ歯をお使いの方は顎の骨が痩せてしまっているケースがあります。その場合、骨を作る治療から始めなければならず、大がかりな治療になることがあります。それを踏まえた上でインプラント治療をする場合もあれば、元々入れ歯で慣れていらっしゃる方であれば入れ歯を安定させるためのインプラントをご提案する場合もあります。
当院では治療費や治療期間に応じて可能な治療を全てご提案し、各々のメリット・デメリットをわかりやすく説明した上で、患者さんに選択していただいています。

~たくさんの選択肢を提供出来るほどの技術力や設備が揃っているということですね。

そうですね。先ほど申し上げた骨が痩せていてインプラントが難しい場合には歯科用CTを使うことで、どういう状態になっていて、なぜインプラントが難しいのかを具体的にお見せしながら説明させていただいています。

セレックによるセラミック治療

セレックによるセラミック治療

~貴院で導入されているセレックシステムによるセラミック治療の特徴と効果を教えて下さい。

セレックシステムは徐々に普及してきていますが、まだご存じない方も多いです。被せるセラミックは歯科技工士さんが手作りで作っていきますが、セレックはセラミックのブロックを機械で削り出して自動的に作製するものなんですね。利点としては短期間で作製することが可能なので生産性が凄く高く、昔と比べてかなり精度が向上しているので適合の良いものを作製出来ることが挙げられます。ただ、セラミックはブロックを削って作っていくので色は単色に近いので、前歯にはあまり向いていません。ですが、セラミックの中では最も低価格で奥歯に白い歯を入れることが出来ます。技工所で技工士さんが作るセラミックで一番多い価格帯は大体10万円くらいですが、セレックですと6万円台です。ですから、奥歯のようにさほど細かい審美性が要求されない場所における患者さんの需要は高いと思います。当院では昨年と比べてこの治療を受ける患者さんの数は約2倍になっています。

たくさんの患者さんがメンテナンスに通いたくなる医院を目指して

たくさんの患者さんがメンテナンスに通いたくなる医院を目指して

ブラッシング指導するDH佐々木

ブラッシング指導するDH佐々木

~ライフステージに合わせた治療・予防についてお聞かせください。

治療が終わっても何かあってから来ていただいてもすでに手遅れ、治療が後手に回ってしまう場合があるので、定期的なメンテナンスの重要性を患者さんにもお話して、5人の衛生士による予防管理にも力を入れています。

~メンテナンスの時、衛生士さんは担当制ですか?

基本的には担当制です。患者さんの情報をより深く把握していることは大切ですからね。今は予防についてお話しすると理解していただける方が以前より多いかなと思います。当院は順序立てて分かりやすく説明することを心がけており、全ての患者さんの予防管理を重視しています。

飲み物の口腔内への影響を説明するDH熊谷

飲み物の口腔内への影響を説明するDH熊谷

~開院当初と現在では、患者さんの口腔内環境は変化しましたか。

私が担当している患者さんに関しては、お口の中に対する関心や危機意識がとても高くなっていると自負しています。「ここまでお口の中のことについて細かく説明してもらったのは初めてです」と、説明に対してお礼を言われたことがあります。過去に痛くて歯医者に通っていなかった方のモチベーションが上がって、メンテナンスに通っていただけるケースがかなり増えましたね。
メンテナンスに通っていただけるということはお口の中を大事にしているということですから、たくさんの方にメンテナンスに通っていただける医院を目指しています。

アニメーションを用いてわかりやすく説明するDH武井

アニメーションを用いてわかりやすく説明するDH武井

~患者さんとのコミュニケーションで心がけていることを教えてください。

メンテナンスに通っていただくために、放置や痛みが出てから歯科に行くとどういうことになってしまうかということを、言葉だけでなくアニメーションを用いて説明しています。現状とこのままの生活を続けた場合に陥る状態、特に歯周病が悪化してしまうと改善が難しいためそういった点を重点的にお話ししています。
むし歯は他の医院でも説明されている場合が多いんですが、初期の段階の歯周病は患者さんが危機意識を持つのは難しく、歯科医院によっては充分な説明をしていない所が多いので、そこをきちんと説明することが定期的にメンテナンスに通っていただくことに繋がっています。
また、インプラント治療などをされた方は高い費用をかけた分、お口の中を大事にする意識が非常に高いので、きちんとメンテナンスに通われる方が多いですね。

患者さんのお口の中を管理する歯科衛生士

患者さんのお口の中を管理する歯科衛生士

~メンテナンスの時にC(虫歯)とP(歯周病)以外にチェックしてもらえることはありますか。

例えば、歯ぎしりのチェックをしています。歯ぎしりをしているかどうかはご本人ではなかなか気づいていない場合があるので、歯の擦り減り具合をお見せしています。
また、歯周病に関連する部分ではありますが、ブラッシング指導を行っています。日頃のブラッシングはメンテナンスと同じ、それ以上に重要ですからね。患者さんからのご相談にもお答えしています。

~メンテナンスにおいてどのような工夫をしていますか。

例えば、汚れによって歯ぐきが腫れていたとして、腫れている歯ぐきと引き締まっている歯ぐきの写真の両方をお見せし、言葉だけでなく目に見える形でお口の中の状態をご理解いただけるようにしています。ですから、口腔内カメラは頻繁に使います。

患者さんに信頼していただけるような医院づくりを

患者さんに信頼していただけるような医院づくりを

~貴院には多くのスタッフが在籍していますが、採用や教育、マネージメントで注意していることはありますか。

私は診療している時間がほとんどで当院の管理を私一人でするのは到底無理ですから、教育やマネージメントに関してはそれらに特化した4人の事務が中心となって動いてくれています。1週間に1回、ミーティングを行って問題点を共有し、その改善方法を話し合って決めています。

~消毒、滅菌で気をつけていることを教えて下さい。

当院では一つひとつの器材を滅菌しています。削る機械をアルコールをつけただけで使い回ししている医院がありますが、当院では滅菌した器材は滅菌袋に入れて患者さんごとに交換しています。これは開業以来、ブレずにやっています。

歯科医師のやりがいを楽しそうに語る山田院長

歯科医師のやりがいを楽しそうに語る山田院長

~臨床現場で喜びを感じるのは、どのような時ですか。

患者さんの治療が一通り終わった時、患者さんに「ありがとうございました」とお礼を言われた時ですね。
またそういう方が何かあった時に戻って来られたり、他の方をご紹介していただいたりしています。今日も成田から通われている方が旦那さんを連れて来ていただきましたね。

~成田ですか。東雲以外の方も通われていらっしゃるんですか?

インプラントに関してはそうですね。当院では歯の欠損などに関して無料相談の機会を設けているので、セカンドオピニオンで来られる方もいます。特にインプラントはお金がかかる治療なので患者さんも信頼のない先生には任せません。ですから、最初にきちんと説明することが大事です。

~休みの日は何をされていますか。(趣味、習慣など)

歯科医師会の仕事などもやっているので休みが不規則なのですが、子供が小学生なので出来る限り接するようにしています。また、仕事をしていると体がなまってしまうのでスポーツジムに通って体を鍛えています。2ヶ月で8㎏痩せたので、ヨット部に入っていた大学時代より今の方が体が締まっているかもしれません。

細かい配慮を大切にし、一人でも多くの患者さんに満足していただきたい

細かい配慮を大切にし、一人でも多くの患者さんに満足していただきたい

~歯科大での学びや勤務医時代の経験で、現在の臨床に活かしていることはございますか?

歯科大を卒業しても出来ることはなかなかないんですね。私は日本大学の歯学部の付属病院に4年ほど勤務していましたが、その時の教育係の方が凄く良い先生で、その方の影響や教えは今でも活きています。治療をしていく中で、もちろん技術的な部分も大事なんですが、患者さんの椅子を倒す・倒さないや、ちょっとしたところでの声かけなどの患者さんに対しての細かい配慮の重要性を学ぶことが出来ました。

~歯科医になろうと思ったのはなぜですか。

キャナルコート歯科スタッフ一同

キャナルコート歯科スタッフ一同

私が最初に大学に入った時の学部は農学部なんですね。
ですが、将来のことを考えた時に実家が弁護士をやっていた影響もあり、手に職をつけて専門職としてやっていきたいと思うようになりました。その時に私の祖父がちょうど入れ歯で困っているのを見て、初めて歯科医という職業を意識しました。
元々、手先の器用さには自信があり、また両利きであることを活かせるのではないかと考え、大学2年生で中退しました。
ですから、歯科医1年目の時にはすでに27歳でした。実際の臨床において器用であること、両利きであることはとても役に立っています。これからも、一人でも多くの患者さんのお口の健康を守っていきたいと思います。